2025.06.03 Adobe

【Adobe Express特別セミナー/北海学園大学で開催!】はじめての生成AI&デザイン体験!

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授業概要と目的

この授業は、「マルチメディア表現 × ICTスキル × 学びの成果の発信」をテーマとした課外学修科目。

人文学部での学びを社会にどう伝えるかを実践的に学ぶ内容となっており、視覚表現やデザイン思考の習得、生成AIとの向き合い方などを含む、実践的なアウトプット型授業です。

学生たちは、以下のようなプロジェクトに取り組みながら、ICTスキルを実地で学んでいきます。

  • ・大学史を紹介する展示用ポスター・リーフレットの制作
  • ・大学・学部紹介用のショート動画(ミニCM)の制作

これらのアウトプットの基礎となるツールとして、Adobe Expressの操作やAI活用の考え方を学ぶ

今回の特別講義が組み込まれました。

 

実践を通して伝える力を育む

講義では、学生が実際にAdobe Expressを操作しながら、プロンプトによる画像生成やポスターのレイアウト調整、アニメーション機能の使い方などを体験。人文学の学びを「ビジュアルでどう伝えるか」という課題に、AIとデザインツールの力で挑戦しました。

安全性が魅力!

アドビの生成AIは商用利用もOK

アドビの生成AIは、著作権に問題のないデータだけを学習に使用しているため、安心して使えるのがポイントです。
商用利用にも対応しており、教育現場やビジネスでも安心して活用できます。
セミナーでは、その仕組みや考え方についても丁寧に紹介されました。

 

展示用ポスター・リーフレットをつくる!

大学史を紹介する展示用ポスター・リーフレットの制作デザインのコツが紹介されました。
生成AIツール(ExpressやFireflyなど)を活用し、歴史的な情報を視覚的に魅力ある形で表現。

テンプレートや画像生成機能を駆使して、伝わるデザイン・レイアウトに仕上げました。
見せ方・構成・配色なども工夫し、見る人の興味を引く展示物となるよう取り組みました。

 

ショート動画(ミニCM)の制作をつくる!

北海学園大学や学部の魅力を伝えるために、短時間で視覚的に印象を残すショート動画(ミニCM)を制作しました。
制作の目的は、限られた時間の中で、伝えたいポイントをわかりやすく整理し、視覚と文字で印象的に伝える力を養うこと。動画の長さは15〜30秒程度とし、テーマの選定から構成の組み立て、画像選びなど、学生自身が主体的に進めました。

基本的な動画編集機能を使い、スライドのような構成で画面を展開しながら、画像やテキストの配置、画面切り替えの演出などを工夫しました。さらに、生成AI(Adobe Firefly)を活用して背景画像やイメージ素材を生成し、自分たちの伝えたい内容に合ったビジュアルづくりにも挑戦しました。

多くの学生にとっては初めての動画制作体験でしたが、テンプレートの活用や、シンプルな操作環境により、表現を試行錯誤しながら学ぶ実践的な機会となりました。

 

今後の展望…

今回のようなAdobe Expressを活用した体験的な授業は、生成AI時代に必要な「伝える力」「創る力」を育む学びとして、今後さらに教育現場での活用が期待されています。

北海学園大学人文学部のように、今後も学生の創造的な発信力を高めるための取り組みを支援してまいります。

講師

Adobe Community Evangelist

境 祐司

企業や学校を対象に教育設計や教育マネジメントなど

を実施するインストラクショナルデザインが専門。

2016年より、クリエイティブ活動におけるAI活用のプロジェクトに参加、AIシステムやロボティクス関連の実証実験に携わる。

2017年より、Adobe Community EvangelistとしてCreative Cloud製品のイベントなどに登壇。

2021年より、Adobe Education LeaderとしてAdobe製品を活用した教育現場の支援・指導を行う。

サイト:https://www.adobe.com/jp/information/creativecloud/adobe-community-evangelist/yuji-sakai.html

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